上高地にあるキャンプ場、小梨平キャンプ場。
大自然に包まれるような感覚を味わえる、素敵な宿です。
でもテント泊は少しハードルが高い・・・と思うあなたにぴったりなのが「ケビン」なのです。
今回は、そんなケビンの中でも一番オーソドックスなA形ケビンの魅力についてお伝えします!
上高地、小梨平キャンプ場のA形ケビンとは
ここでのケビンとは、コテージのようなものです。
木造の小さな小屋といったイメージですね。
小梨平キャンプ場のA型ケビンには2階建と平屋建の2種類があり、広さに違いがあります。
2階建と平屋建
2階建
平屋建
2階建 | 平屋建 | |
定員 | 4名~8名 | 2名〜5名(混雑する時期は3名〜5名) |
広さ | 8畳+7.5畳+ダイニングキッチン | 8畳+ダイニングキッチン |
2階建の方は、1階が8畳、2階が7.5畳の2部屋あります。
お値段(価格)2023年度シーズンより
ちなみに、一人当たりのお値段はほとんど同じです。
●A期間(4/29~5/6、7/15~8/26、9/16.17.22.23、10/7.8)
2階建
2名まで | 22,000円 |
3名 | 24,000円(8,000円×3) |
4名 | 32,000円(8,000円×4) |
5名 | 40,000円(8,000円×5) |
平屋建
4名まで | 32,000円(8,000円×4) |
5名 | 40,000円(8,000円×5) |
6名 | 48,000円(8,000円×6) |
7名 | 56,000円(8,000円×7) |
8名 | 64,000円(8,000円×8) |
●B期間(A期間を除く全期間)
※土曜日は1部屋につき+1,000円
2階建
1名 | 11,000円 |
2名 | 13,000円(6,500円×2) |
3名 | 19,500円(6,500円×3) |
4名 | 26,000円(6,500円×4) |
5名 | 32,500円(6,500円×5) |
平屋建て
4名まで | 26,000円 |
5名 | 32,500円(6,500円×5) |
6名 | 39,000円(6,500円×6) |
7名 | 45,500円(6,500円×7) |
8名 | 52,000円(6,500円×8) |
施設使用料などはかかりませんので、人数分のお値段になります。
重複しているのは4名と5名の場合なんですが、値段はどちらも一緒なんです。
つまり、4名と5名の場合は同じ値段でも広さがほぼ2倍の2階建の方がいいのではないかと思います。
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A型ケビンの施設内容(設備や備品について)
キッチンについて
コテージは、自炊して生活することが出来るようになっています。
食器類や炊飯器もあるので、お米を炊くこともできます。
キャンプといえば・・・カレーですよね。それもバッチリです。
みんなでワイワイと料理を楽しむことが出来るのです♪
👆こちらがA型ケビン2階建にある備品です。
👆こちらがA型ケビン平屋建の備品です。
必要な人数分に応じてお皿の枚数などが異なりますが、それ以外の備品の種類は同じなので安心してください。
お箸やスプーンといった細かな食器類もあるので、基本的には不便なしですよ。
食材は受付近くの売店に売っているので、こちらも現地調達することが出来ます。
ただ、売店は少し割高だと思うので、可能であれば持ち込むことをオススメします。
冷蔵庫もあるので、腐る心配もありませんからね。
私たちは、わざわざ重いダッチオーブンを持っていき、ピザを作りました!
トマト缶や小麦粉など、保存のきくものは家から持っていきましたね。
あと、グラム数などを量る料理をする場合は、はかりを持っていってください。
はかりはさすがに置いていないので・・・笑
空間的な広さについて
私たちは5人でA型ケビン2階建に宿泊したのですが、1階の8畳の和室に机を出し、そこでご飯を食べられるくらいのサイズ感でした。
机は少し小さかったですが、まあそれもこぢんまりとした小屋で、みんなで食卓を囲むという旅の醍醐味でもある気がします。
2階は子どもがいたら喜んで駆け上がることでしょう。
そこにも寝具を置けるので、5人の場合は寝るスペースは十分にありました。
大人8名だと少し狭いかもしれません。
6名ほどまではゆったりと過ごせると思います。
寝具について
寝具は、いたってふつうの布団です。
私はあまりこだわりはないのですが、すこーし腰が痛くなったくらいですね。
腰痛持ちの人は朝起きたときに少し腰が痛いと言っていました。
分厚いマットレスなどに慣れている人だと、ちょっとしんどいのかもしれません。
ちなみに、腰を痛めにくくするには横向けに寝ると良いそうですよ。
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上高地、小梨平キャンプ場のA型ケビンのおすすめポイント5選
A型ケビンの魅力といえば、森の中で過ごす感覚で生活に困らないということでしょう。
普段の生活がそのまま上高地で味わえると思ってもらえると分かりやすいかもしれません。
もっと具体的にイメージが出来るように詳しく解説していきます。
①森の中にいると感じられる
やはりなんといっても、森の中にある宿泊施設というのが外せません。
上高地には他にも宿泊施設があるのですが、そのほとんどがホテルなどで外と中の空間が解離されています。
しかし、小梨平キャンプ場のA型ケビンは本当に一歩家の外に出れば森!なのです。
新鮮な空気と隣り合わせです。
この感覚を味わってほしいと思っています。
せっかく旅行に来たのであれば、いつもと違うことを楽しみたいですよね♪
②自炊出来る機能が整っている
マイカー規制のある上高地で、自分で料理を作って食べられるってなかなか難しいことですが、このケビンではそれが叶うところがお気に入りです。
大自然の中で、簡単でも手作りのホッとする料理を食べる。
それだけでなんだか幸せな気持ちになれると思いませんか?
それが、家族や大切な人と一緒であればなおさらです。
何にも代えがたい、みんなの思い出になること間違いなしです!
③トイレが様式で快適
この手のケビン(コテージ)はトイレが気になると言う人も多いと思います。
実際のところ、様式で水洗トイレなので何も問題ありませんでした!
一人、お腹が弱い人が居たのですが、このトイレのおかげで大惨事も起きずに乗り切れたと思います。笑
また別の記事で紹介したいと思っていますが、B型のケビンにはトレイがついていません。
そう思うと、トイレ付きのA型のケビンがありがたく感じますよね。
④受付やお風呂場、売店が近い
ケビンはA型、B型、D型がありますが、この中で最も受付に近いのがA型ケビンなのです。
受付でチェックインを済ませると、シーツなどの一式がまとまったカゴを渡されるのですが、それが意外に重いのです。
A型ケビンは一番近いので、サッと運ぶことが出来るというメリットがあるのです。
お風呂に行くにしても、売店に行くにしても受付付近に行かなければならないので、どこに行くにも便利です♪
赤ちゃんを連れた人も見かけましたが、遠くまでおんぶしたり連れて行ったりするのはそれだけで疲れますよね。
A型ケビンはそんなお悩みを解決してくれるのです。
⑤洗面台に鏡がついている
これは、女性に嬉しいポイントだと思うんですが、洗面台に鏡が付いているんです。
ちょっとメイクするときにも使えますし、顔を洗う際に洗い残しがないか確認することも出来ます。
私も実際、この鏡を使いながら日焼け止めを塗っていました。
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上高地、小梨平キャンプ場のA型ケビンの気になったところ2つ
そんなA型ケビンで気になったところですが・・・
正直、ありません。
自然の中で過ごせるのに色々設備が整っているので、これ以上何を望むんだといった具合です。笑
ただ、それは私の感覚によるものなので、もしかしたらこんな人にはオススメできないかも?という視点で回答したいと思います。
①綺麗なホテルに慣れている人
コテージやロッジに宿泊したことのある人は、そのイメージのままで何も問題ありません。
でも、今までコテージなどに宿泊したことがないという人は、ちょっと不便さを感じることがあるかもしれません。
寝具はふかふかのベッドではありませんし、机も大きくはないです。
畳に座るようなイメージですね。
掃除などの手入れは行き届いていますが、ホテルなどの綺麗な場所が良いと言う人には向いていないと思います。
②バリアフリーが必要な人
A型ケビンは、玄関口からすでに段差があります。
石を数段上がったところが入口なのです。
その先も、玄関で一段上がったところが廊下になります。
そのため、バリアフリーが重要な方はホテルなどの宿泊をおすすめします。
▼上高地のホテルがまとめてチェックできる!
まとめ
上高地の小梨平キャンプ場にはケビン泊があり、A型ケビンは2階建と平屋建の2つから選べます。
平屋建は8畳の和室(定員2~5名)、2階建は8畳+7.5畳(定員4~8名)の広い空間で構成されており、値段は変わりません。
そのため、4名以上であれば2階建がおすすめです。
寝具は少し物足りませんが、横向きに寝るなど工夫すればOK!
みんなでワイワイと料理をするのに向いています♪
自然の中に溶け込む感覚を味わいたい人はぜひ小梨平キャンプ場のA型ケビンで宿泊してくださいね。